加齢臭はなぜ起こる?

加齢臭はなぜ起こる?

 

 

加齢臭は一般的に皮膚表面の皮脂が酸化したものが細菌と合わさって発生する独特のにおいとされていますが、その発生原理はまだ完全には明らかになっていません。

 

加齢臭は世界共通

 

年齢によって分泌物の状況や抗酸化能力が異なるため体臭は変化します。現在ではその過程で中高年の特有のにおいである加齢臭が起こると考えられています。

 

実際2000年日本でノネナールが加齢臭の主な原因物質であることが発見され、その物質はまさに加齢臭と同じにおいであることが分かりました。そしてアメリカにおいても加齢臭の存在は実験により確認されています。

 

どんな実験?

 

実験では男女をそれぞれ青年、中高年、老年のグループに分け、無臭のTシャツを5日連続着て寝てもらいます。Tシャツの脇の部分には吸収力の強い脇パッドが縫い付けてあり、起床後そのTシャツはビニール袋で保管します。

 

日中は辛いものを摂らず、禁酒禁煙で無香料のシャンプーと入浴剤を使用します。5日後脇パッドを切り取って瓶に入れ、41名の青年男女によってそれぞれのにおいの評価を行いました。その結果何も知らせていないにも関わらず、青年たちは瓶ごとに年齢をを当てました。老年のにおいは判別しやすく嫌なにおいではないこと、また青年男性と中高年男性のにおいは少し似ていることが分かりました。

 

加齢臭に対する評価は?

 

一方いいにおいかどうかに関しては、6組のうち中高年の女性がトップとなり、続いて老年男性、若い女性、老年女性、若い男性の順で、最下位は中高年男性となりました。

 

老年性の体臭がきつく感じられるのは、運動能力が低下し汗をかく機会が極端に減ったことで身体を洗わなくなったり、服をこまめに着替えないなど生活習慣が大きく関わっていることが考えられます。 中高年男性の加齢臭は生活習慣に関係なくにおいがきつく出やすいため、日々こまめな対策が必要となります。