加齢臭と病気のサイン

加齢臭と病気のサイン

 

 

通常加齢臭と思われているもののいくつかには病気が潜んでいることがあります。自分のにおいは慣れてしまっている人がほとんどですが、本当に問題がないか一度見直してみることをお勧めします。今回は病気の兆候となる加齢臭について紹介します。

 

下水のようなにおい

 

膀胱結腸瘻の可能性があります。これは結腸の一部が損傷し膀胱や尿管へ続いている状態であり、尿の中に便が混ざることでこのようなにおいを発します。

 

尿のにおい

 

慢性腎炎あるいは腎臓病の患者に多く、放っておくと腎不全さらには尿毒症へと悪化します。尿量が極端に減り、クレアチニンや尿素窒素といった有害物質が排出されず血中に残り、体臭のほか口臭にもアンモニア臭が混ざるのが特徴です。これは病状が悪化し始めているサインのため注意が必要です。

 

生臭いにおい

 

魚臭症(TMAU)が疑われます。あまり聞き慣れませんが、これは先天性の劣性遺伝病です。何らかの原因によりトルメチルアミンを分解する酵素が欠乏し、肝臓での代謝が行われずに体内に大量に蓄積されにおいの原因となります。

 

吐しゃ物のような酸っぱいにおい

 

消化不良により胃の内容物が発酵していることが考えられます。幽門狭窄症や噴門弛緩症の患者にみられる特徴です。加えて便のにおいが混ざっている場合は腸閉塞の可能性があります。

 

以上のようなにおいを自分で気づいたり周りに指摘されたりしたら、それは病気からの危険信号です。早めに病院で精密検査を行い、早期発見早期治療に努めることが大切です。